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遅筆者が一次創作や趣味に関してだらだらと語っているだけの場所です。 そんな奴でもお付き合い頂けるのであれば、見ていってあげてください。

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先程、整理整頓掃除DIY(全部一気にやってる)をしていたところ
恐らくですが、数年前の研修中にパソコンも使えず、暇つぶしもろくに出来ない状態のときにノートに書いたらしき『儚き』のFile2『遺跡調査の名の下に』

これのリーザス気絶後の話(※現在最新話のこれ)の冒頭が出てきました

…え、今?今出てくることある!?!?泣くぞ!!?

本当に冒頭なのですが…なんとなくお蔵入りさせるのももったいない気がしなくもないので続きでアップしちゃおっかな♪♪くらいのノリでアップします。誰得。



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 遺跡内で激闘を繰り広げる二つの影。
 それは人型をしてはいるが、動きは明らかに人間のそれからはかけ離れている。
「おやぁ? 随分と力まかせで来ているようだけれど……そんなんじゃ、僕には到底敵わないよ?」
 うち一つの影が宙に張り巡らされた鉄骨の上に佇みながら下方を見下ろしてニヤリと笑いを浮かべる。馬鹿にするような言葉を向けられた相手であるもう一つの影の主───ケイルは苛ついてギリリと歯ぎしりをしながら睨み返した。
「うるっせぇなぁ……ちょろちょろ逃げ回って反撃すらしてこねぇ。テメェはテメェで口だけの腰抜けなんじゃねぇか?」
 眉間のしわを濃くし、ハッと鼻で笑いながら相手を挑発する言葉を吐く。こういったやりとりが先程から続いていた。だがしかし相手は意にも介さない。それどころか髪をかきあげ、やれやれといった具合に首を振ると更に言葉を並べた。
「はいはい。あのねぇ、君は僕の事を甘くみすぎだよ。僕が反撃をしたら君なんか一分もしないうちにボロボロになるよ? そこに寝てる子も巻き込んで」
 そう言って見下ろしている影───ジェイドはケイルから少し離れた場所でぐったりと横たわっている少年を指した。先程運悪く、頭をぶつけて絶賛気絶中のリーザスである。
 それは明らかに脅しだった。
 元を辿れば、気絶した原因もジェイドが見境無く攻撃した一撃を避けさせた結果だ。そうでなければ今頃リーザスは気絶どころか一生寝ている羽目になったかもしれない。若干唸り続けているリーザスを見てケイルは黙る。
 そもそも何故このような状態になっているのか。
 ケイルは相手に食ってかかり、その相手であるジェイドは攻撃を全て避けながらケイルを挑発する。この構図が先程から変わらずに続いている。そして挑発し返せばリーザスをダシにして状況を変えさせない。
 ───目的がわからなかった。
 掴めない男の意図にケイルはますます苛ついていた。まあそれは表面上で、奥底では冷静でいられるのがケイルの特徴ではあるが……ある程度までの話だ。ここに来るまでの道中で大分苛ついていたのは同行していたリーザスが重々把握している。(ただし気絶中)
「なるほどなぁ。テメェが反撃したらただじゃ済まねぇって? そうかそうか」
 リーザスの方へ向けていた視線を一度目を閉じて反らし、薄ら笑いを浮かべながらジェイドへ移す。
「だったら反撃せずに」
 ぐっと拳を握る。同時に膝を軽く曲げて叫んだ。
「黙ってやられてろ!」
 叫ぶのと跳んだのはほぼ同時だった。ジェイドが立っていた鉄骨の元まで一跳びで辿り着くと拳を振るう。




…はい、ここまでー!
ここまでノートに書いてたのにすーっかり忘れて本編書いてました(間抜けー!)
でも軸の部分は覚えてたらしくて、どっちにしてもケイルが攻撃を避けさせてリーザス気絶→ケイルVSジェイド戦になってるのですよね。不思議。

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